2018年6月9日土曜日

JCS予選敗退構築 二重素催眠 ゲンガー+メガヤンマ

■はじめに

前回のブログでは非常に大きな反響を頂きありがとうございました。
JCSでは予選1勝6敗という不甲斐ない結果に終わってしまいましたが、
個人的にはパーティの問題というよりプレイングスキルに問題があったのかなーと考えています。

■パーティ作成経緯

素催眠ゲンガーの呼び名といえば、そう!
「犯罪」ですよね。
自分を夢の舞台に連れて行ってくれたポケモンを犯罪呼ばわりされるのは辛い…
ということで、犯罪呼ばわりする人を見返すべく、JCSでも素催眠ゲンガー+サイチェンラッキーを通していくことに決めました。
(まぁ、自分も使うまではそう呼んでたんですけど…)

ゲンガー構築で一番辛いのは、バシャ・スカーフや天候で単純に上から殴られてしまうこと。対応策を探したところ、バシャ・スカーフの上を取って催眠を打てるメガヤンマ、天候対策に悪戯心雨乞いボルトロス+草結びレヒレの並びを発見したので、採用することにした。

■パーティ

ポケモン名特性/持ち物努力値/実数値(メガ後)
ゲンガー
呪われボディ守る催眠術188-0-60-4-4-252
ゲンガナイト祟り目ヘドロ爆弾159-x-108-191-116-200
ラッキー
自然回復卵産み地球投げ252-0-252-0-4-0
進化の輝石小さくなるサイドチェンジ357-x-62-55-125-70
ボルトロス
悪戯心守る10万ボルト4-0-196-52-4-252
電気Z雨乞い目覚めるパワー氷155-x-196-152-101-179
メガヤンマ
加速守る催眠術0-0-4-252-0-252
気合の襷フェイントエアスラッシュ161-86-107-168-76-161
ランドロス
威嚇地震撃ち落とす228-124-36-0-12-108
突撃チョッキ地割れ馬鹿力193-199-115-x-102-125
カプ・レヒレ
ミストメイカー草結びムーンフォース244-0-52-212-0-0
拘り眼鏡濁流マジカルシャイン176-x-142-156-150-105

■個別解説

①ゲンガー

前回と同じ素催眠ゲンガー。少しB寄りに振って、キリキザンのはたきおとすとメガメタグロスのじだんだを耐えるようにした。

②ラッキー

前回と同じサイチェンラッキー。ラッキーミラー等総合時間制への対応としてHP全振りに変更

③化身ボルトロス

レヒレと一緒に出して砂パとラグウォーグルを見るための枠。
Bはラグの雨滝登り耐え調整。

④メガヤンマ

残念ながらさざめかないメガヤンマ。
初手メガゲンガーと同時に出して両守る→催眠+祟り目という流れで、控えめスカーフテテフを正面から突破することができる。
バシャキザンに対してメガヤンマ+ランドロスから入り、フェイント+地震で落としに行くことも狙っている。

⑤霊獣ランドロス

浮いているポケモンが増えたので意地っ張り地震を採用できるようになった。
特殊ランドロスと異なり、耐久と素早さ両方にある程度振ることができる。
ここでは耐久がムクホ命がけ耐え&メテオールさんの陽気メガメタグロスの冷パンを威嚇込みで最高乱数以外耐える調整。
撃ち落とすは、ラッキーの苦手なテッカグヤを正面から突破する用。もしくはクレセリアを地割れで無理やり突破していく。
ラスト1枠は、バンギラスやガオガエンに打っていける馬鹿力。

⑥カプ・レヒレ

ボルトロスと一緒に出して砂パとラグウォーグルを見るための枠。
草結びをラグラージ・トリトドンに打っていきたい。
ジャラランガ系統には選出必須となる。
また、霊獣ランドロスの地面Zを25%で耐えるところまでBに振っている。

■選出パターン
・BIGK
→初手ゲンガー+メガヤンマ 裏ランドロス+カプ・レヒレ
ピッピが入るときはメガヤンマ+ランドロスから入る。
ゲンガー→ゲンガーへ催眠、メガヤンマ→ジャラランガへエアスラ、ガオガエンが来たらランドバック。
・バシャキザン
→初手メガヤンマ+ランドロス
キザンにフェイントを打ってランドが地震を打つのが基本。
・カメツルギ
→初手ゲンガー+ボルトロス
 ゲンガーがカミツルギに催眠、ボルトロスがカメックスに電気Z。
・ラグウォーグル
→初手ボルトロス+カプ・レヒレ
 ウォーグルに電気Z、ラグラージに草結び。
・テテフグロス(バンギバレルがいない場合)
→初手ゲンガー+メガヤンマ
 両守るから入り、テテフがスカーフなら催眠+祟り目を重ねる。
 テテフがスカーフでなければグロスへ催眠、テテフへヘド爆。
・バンギバレル、バンドリュ
→初手ボルトロス+カプ・レヒレ
 雨乞い+濁流。
・レヒレグロス
→初手ゲンガー+ボルトロス
 両守るから入り、相手がどちらか守っていれば次ターンに集中する。
・エルテラ
→初手ゲンガー+ランドロス。
 エルフーンに催眠、ランドロスに馬鹿力で初手追い風・袋叩きの両方に対応可能。

■弱点
氷の一貫が凄い。霰パはほぼ切っている。一応ボルトの雨乞いがあるけど、チョッキで打ち分けできるバイバニラあたりが本当に重い。
凍える風が通っているので、クレセは催眠、ミロカロスは電気Z…等でなんとか阻止したい。

■JCSでの敗因

①ラッキー出せなかった…。
サイチェンラッキーは総合時間制でも使える構築と考えているのですが、
「時間が本当に足りるのか…?」という事に自信が持てず、
普段ならばラッキーを選出しているような構築でもラッキーを選出できなかった。
ごめんねラッキー。

②運ゲを貫ききれなかった…。
催眠・地割れ・同速ゲーを仕掛けなければいけない場面で、守りに入ってしまっていた。
配信卓の初手もそうですが、そこで慎重な動きをするパーティではないんですよね。
事故らせてナンボのパーティなのに、臆病になってしまった。

■統括
僕「これで全勝できると思ってたのになぁ?」
某対戦相手「夢の中ならそうでしょうね!!」

■QRチーム
残念ながら当日ハマりませんでしたが、前回より危険度の増したパーティに仕上がっていると思います。興味があったら是非使って見てください。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4E89-B7EE

◆補足
配信卓での再戦は、再現を指示されていたわけではありません。
予選敗退も決まっていたので、個人的にあの対戦の続きを続きをやりたいなーと思って再現の動きを取りました。
あと、クレセへの撃ち落とすはプレミですね。催眠打ちたかった。